猫転送装置とは

猫転送装置

猫転送装置は、猫の習性を利用した遊びであり、実際に猫がどこか他の場所に転送されるようなことはありません。
猫は籠や紙袋という狭い場所に入る習性があり、そのような穴蔵のような場所を好みます。
実際に籠などを近くに置けば中に入ることも多いですが、何も立体的なものでなくても構いません。

実際に猫はテープなどで床に円を作ったりするだけでも、自然とそこに入ろうとします。
そのような習性を利用して、その円に猫が入ったのを、円内に猫が転送されたように見立てた一種の遊びのようなものです。
猫が円に入っても消えることはなく、円に猫が転送されるようなイメージの方がわかりやすいでしょう。

猫転送装置の作り方

猫転送装置の作り方はとても簡単であり、テープでも紐でもロープでも良いので、床に猫が入れるぐらいの囲いを作ります。
あとはそこに猫が入るのを待つだけです。
輪があるだけでは猫は入りにくいかもしれません。

そのような場合は、猫が普段から使用しているような紐などを使用して囲いを作ってあげると、まずそれに興味を持ち近づいていき、その中に入ります。
そして生き物ではなく動かない物だとわかると、興味を無くします。
このようにして猫転送装置を作りと、飼い主は猫と一緒に遊べます。

猫が輪の中に入って、飼い主を見上げている様子は面白いものです。
また輪を利用すれば、トイレの場所を誘導したり、猫の寝場所まで誘導したりという使い方も出来るかもしれません。

何故輪の中に入るのか?

猫は輪の中に何故入るのでしょうか?
まず考えられる理由としては、猫は好奇心旺盛であり、自然界にこのような輪は存在しないので興味を引くのでしょう。
特に家具などに慣れている飼い猫だと、真っ先に興味を持ちます。

そして猫はあまり目が良くなく、人間で言うと0.3ぐらいの視力しかありません。
輪を見つけると興味を持ち近づき、これが絨毯なのかただの模様なのか判別できないので、とりあえず輪の中に入ってみて居心地を確かめているのかもしれません。
実際に入ってみると籠のように隠れるような場所でもないので、驚いてその場に立ち止まるのかもしれません。

人間と違い猫は視角からの情報は多くても3割ほどしか得ておらず、その他は匂いや感触などを頼りに対象物の情報を得ます。
人が見るとそれはただの変哲のない輪になりますが、猫にとっては得体の知れない興味深い物に写るのかもしれません。
ただし猫に猫転送装置を作ってあげても、最初は興味を示して輪の中に入ってくれますが、動かないものだと分かると、それ以降は興味を示さないので、猫転送装置は一度しか猫には使えません。
好奇心旺盛な猫ほど輪の中に入ってくれます。